そばにあるのが当たり前すぎてその大切さに気づかない、
なんてことがときどきありますが、
私にとってのそれが、この小さなスケッチブック。
大正6年に創業された、月光荘画材店のオリジナルです。
見た目がチャーミングなのはもちろん、
大きさや紙質がちょうどよく、しっくり馴染んで本当に使いやすい。
ライターになる前からずっとこのスケッチブックを使っていて、
今では一体何冊目になるのか分かりません。
仕事での取材メモやインタビューの書き込み用に一冊、
頭に浮かんだよしなしごとや、
本や会話で見つけた気になるフレーズをメモする用に一冊、
色違いを併用するのが、私なりの使い方。
大阪にいたときは、恵文社一乗寺店で買っていましたが、
今は、銀座の本店に出向いては買い足しています。
本店に一歩入ると、いろんなサイズのスケッチブックから、
レターセット、絵の具や布小物までさまざまな商品が並んでいて、
まるで、誰かの宝箱に入ったような気分に。
ときどき、消しゴムや、イラスト入りの絵はがきに手を伸ばすものの、
やっぱり私が買うのは、いちばん小さなサイズのスケッチブック。
色は大好きなピンクを選んでしまうことが多いけれど、
その日の気分にまかせて、黄色や緑、黒や青を選ぶことも。
わりとすぐに一冊を使い切ってしまうので(表紙にも書いちゃう!)、
一度に10冊ぐらいストックを買いだめて、安心して帰路につきます。
ストックが残り1冊! なんてときはソワソワと落ち着きません。
今、私の部屋には、
まっさらな未使用のスケッチブックが10冊、
文字でいっぱいになったスケッチブックが20冊以上、
どちらも大事にしまってあります。
特に、使い終わったほうは、私の日々の感覚が全てつまった宝物。
地震のときには絶対持って逃げよう! と決めています。
そういうわけで、私のカバンのなかには、
雨の日も、晴れの日も、仕事の日も、オフの日も。
いつでもこのスケッチブックが色違いで2冊、入っているのです。
※
スケッチブック
\165(私の愛用サイズは“0F”、紙は「ウス」というもの)
月光荘画材店のホームページはこちら。 http://www.vesta.dti.ne.jp/~gekkoso/ |