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Editor's Report

 国民的絵本作家のふるさとへ。
 


2007.07.06  小宮山
今回の旅でどうしても行きたかったのが、
チェコの絵本作家、ヨゼフ・ラダの生まれ故郷、
フルシッツェ。
プラハから列車に乗って約3時間の無人駅で降り、
そこからさらに30分ほど歩いた小さな小さな村です。
駅から村までの道中は、景色があまりにも
牧歌的すぎて「今、あの世の夢を見ているのでは……?」と思ってしまうほど。
でも、そうこうするうちに村の入り口が見えてくるので、ご心配なく。

さて、フルシッツェの村についたらぜひ訪れてほしいのが、ヨゼフ・ラダ記念館。
彼の貴重な作品を(日本語版もあり!)見ることができます。たくさんの並んだ絵を丁寧に見ていると、
登場人物たちのひょうきんなかわいらしさが魅力的なのはもちろん、四角いキャンバスの中に複数の画面を入れ込んだり、文字をバランスよく上乗せしたりと、
ラダのデザイナーとしての才能にも
改めて驚かされます。

ラダ記念館の他には特に施設もなく、
村は10分も歩けば飛び出してしまうほど小さいのですが、道ばたの花を愛でたり、
家畜の馬に出くわしたり、カフェで一休みしたり、
村の人とおしゃべりしたり、ベンチでお昼寝したり……と、いつまでもいたくなる居心地の良さで、
あっという間に夕方に。
帰りの列車がなくなっちゃう!と、
あわてて村を後にしたのでした。

石畳の街、プラハも美しいけれど、
チェコの旅の中で私がいちばん感動したのは
このフルシッツェの田園風景だったと思います。
チェコへの旅を考えている方、
絵本が大好きな方には、フルシッツェ、
とってもおすすめです。
夢のような田園風景。



村の入り口にはラダの絵が描かれた看板が。



ラダのイラストが描かれたカフェ。



ヨゼフ・ラダ記念館。



小宮山さくら
ライター
チェコから帰ってきてすぐに、テレビを見ていたら『世界ふしぎ発見』でフルシッツェが紹介されていて、ちょっと興奮しました。もう一度行きたいなー。
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