今回は、私が連載させていただいているコラム、
「さくらのこっそり、こだわり」の番外編です!
コラムで紹介した「ソックメイツ」の生みの親にお会いできると聞き、
11月の1〜4日まで国立競技場で開催されていた
「Design Tide(デザインタイド) in Tokyo2007」に行ってきたのです。
デザインタイドは、国内外のクリエーターやメーカーが
インテリア・プロダクト・グラフィック・ファッション・アートなど
さまざまな分野の作品を発表する、一大イベント。
一歩足を踏み入れるとさまざまなプロダクツがあらゆる演出方法で
展示されていて、デザイン好き、モノ好きにはたまらない空間に。
はやる胸をおさえつつ、デザイナー自ら出展するマーケットブース
「タイド‘スーパー’マーケット」を目指しました。
ソックメイツのデザイナーであり、
ドイツ・ハンブルグ在住のアーティスト、
Nicole Noack(ニコル・ノアック)さんは
ブロンドヘアとはにかんだような笑顔が印象的な女性。
3体のソックメイツたちに囲まれて、マーケットブースに座っていました。
(ちなみにこのとき並んでいたのは、デザインタイド限定版ソックメイツ。
チリ産ウールを使った、その名も『ワイルドメイツ』!でした)
さっそく、3体のワイルドメイツを外に連れ出し(誘拐?)、
駐車場の裏で「かわいすぎる!」と記念写真を撮らせてもらいながら、
ニコルにもプチインタビューさせてもらうことに。
彼女がソックメイツを作りはじめたきっかけは、
2005年、お気に入りの新しいタイツに穴があいてしまって
それをなんとか違う形でそばに置きたいと思ったことだそう。
その、元祖ソックメイツは、白くて、長くて、
手も独立して生えていた、より人形らしい姿だったとか。
その後、度重なる改良?を続けた結果、
今のようなキュートでナチュラルな容姿に落ち着いたそうです。
使っている靴下は、ドイツのメーカーのもの。
ベーシックな紺色、グレー、ホワイトから
赤やマルチボーダーのヴィヴィッドなものなど、模様もいろいろ。
最近は、「赤ちゃんにあげたい」というリクエストも多いため、
ボタンを誤飲しないよう、目の部分をししゅうで作ったものも出ています。
「ベビーベッドの入り口のところにソックメイツを横に置けば、
ストッパーにもなって赤ちゃんが落ちるのを防ぐこともできるのよ!」
と、ニコル。うーん、ソックメイツったら、なんて多才なんでしょう……。
普段は、ギャラリ—にも勤務するほか、
NOACK OSTRYCHARCZYK(ノアック オストリチャーチ)
という名義で作品を発表している彼女。
ブースには、カシミヤニットを使った、
美しい色が印象に残るプチマフラーや手袋も並んでいて、
一緒に行った中正さんはかなり心を奪われていた様子……。
私が気になったのは、シェフやお医者さんなど、
特定の職業の制服をイメージした布で作られた
くるみボタンバッジの8個セット。
ずらりと並んだ8個はどれも色が違っていて、
左から右へとボタンの色もグラデーションになっているのですが、
これは、一日8時間の就業時間中の光の変化にともない、
働いている人の制服の色も見え方変わっていく、ということを表現するため。
その、あまりに詩的なコンセプトにかなりぐっときた私でした。
最後に、
「ところで、ソックメイツって、一体なに……?」
とストレートな質問をぶつけてみたら、
「彼らは架空のいきもので、なにものでもないの!」
と笑顔で答えるニコル。
なるほど。やっぱり、ソックメイツはソックメイツ、なのね。
現在もじわじわと人気を集め続けているソックメイツ。
ハンブルグの工房からは、この3年で2000体もの彼らが旅立ったそうです。
そのうちの2人(2匹?)が、今、私の部屋にあるんだなあと思うと、
なんだか心が温かく、嬉しい気分になるのでした。
Design Tide in Tokyo2007
http://www.designtide.jp/07/jp/
NOACK OSTRYCHARCZYK(デザイナー)
http://www.noack-ostrycharczyk.com/index.html
ソックメイツ HP
http://www.sockmates.de/
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こちらがワイルドメイツたち。ソックメイツよりちょっと大きい
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表情、ありすぎです。
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後ろ姿もたまりません!
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ソックメイツの生みの親、アーティストのニコルさん
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出展していた他の作品。詳しくはホームページを見てね
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