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FMやテレビで活躍するシネマスタイリストのmicさんがオススメする現在公開中 or 公開予定の
映画をご紹介してます。気になった映画はチェックして、ぜひ見に行ってみてね☆

   
 
 
“既婚者同士の禁断の恋”・・・と書くと、何だか不穏な空気が漂うけれど、これがマリア・カラスとなると、途端にゴージャスで情熱的なものに。なんてったって、相手は大富豪の海運王。豪華ヨットのクルーズや、オペラ座での公演、彼女が着こなす素晴らしい衣装の数々に目を奪われ、まるで自分までセレブリティ気分に。でも彼女が、心から求めたのは、彼からの愛を一身に受けること、そして赤ちゃんを授かること。世界中が羨む才能を持った彼女も、愛の前には、ひとりの女性、なのよね。劇中の名作オペラ『カルメン』『トスカ』『椿姫』シーンも是非酔いしれて。
監督:
出演:
ジョルジョ・カピターニ
ルイーザ・ラニエリ、ジェラール・ダルモン、
アウグスト・ズッキ
2/9〜シネ・リーブル梅田&シネ・リーブル神戸、
3月、京都シネマにてロードショー!
“歌姫のことを「DIVA(ディーバ)」と言うようになったのは、マリア・カラスから”、といわれる史上最高のオペラ歌手、マリア・カラス。没後30年を記念して、彼女の波乱の人生と恋を描く。お互い既婚者でありながら、当時の海運王、アリストテレス・オナシスとの恋に落ちてしまう、彼女の愛と苦悩の行く末は・・・。
レントゲン写真が、まるで芸術作品のように映し出されるオープニングからお見事。画家でもあるシュナーベル監督のセンスが最高に活かされた傑作。
決してヘビーに捉えず、主人公ジャンをこんなにユーモラスに、愛に溢れた眼差しで描けるなんて(涙)。ジョニー・デップも熱望したという主人公ジャンを演じたのは、マリュー・アマルリック(最高!)の演技力もさることながら、きっとジャン本人がとっても魅力的だったのよね。本作を見ると、世界中で翻訳されたベストセラー自伝小説を読みたくなるはず。アカデミー賞ぜひ取って欲しい!蝶、いや超オススメ。

監督:
出演:
ジュリアン・シュナーベル
マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、
マリー=ジョゼ・クローズ
2/16〜 梅田ガーデンシネマ、シネマート心斎橋、
シネカノン神戸、京都シネマにてロードショー!
既にカンヌでの監督賞を始め、各国で映画賞を受賞、アカデミーにも4部門ノミネートされている注目の感動作。
ファッション誌ELLEの編集長として活躍していたジャンは、脳梗塞(こうそく)で全身麻痺に。唯一動かせる左目のまぶたを使い、20万回のまばたきで自伝小説を綴る・・・。監督は、『バスキア』『夜になるまえに』のジュリアン・シュナーベル。
もし、街でマイケル・ジャクソンの物真似をやっている人がいたら・・・うーん、通り過ぎちゃうなぁ、きっと(笑)。あ、でも、もしその彼がディエゴ・ルナだったらダッシュで最前列です。というのも、彼は『天国の口、終わりの楽園』や『ターミナル』で女性ファンが急増、要注目の若手俳優。彼の優しくて移ろいがちな雰囲気と、ハーモニー・コリン独特の世界観が上手くマッチしていて、主人公の心の成長に共感する若者も多いのでは?
誰かの真似をして生きるのは、確かに決して幸せとは思えないけど、“マリリン・モンロー”の真似が出来るなら、それだけでシアワセかも(神様、10分でいいから彼女の体型を私にください・・・)。
監督:
出演:
ハーモニー・コリン
ディエゴ・ルナ、サマンサ・モートン、
レオス・カラックスほか
2/23〜 テアトル梅田にて、シネカノン神戸、
京都みなみ会館順次ロードショー!
“マイケル・ジャクソン”としてしか生きられない青年が、“マリリン・モンロー”として生きる女性と出会い、ちょっぴり変わった共同生活を通して、心の成長を遂げるヒューマンストーリー。弱冠19歳で脚本を手がけた『KIDS/キッズ』、その後、監督作『ガンモ』で鮮烈なデビューを飾ったハーモニー・コリンの8年ぶり、待望の最新作。

皆さん、ご機嫌いかがですか?小さな春を見つけるのが楽しい季節になりました。
私は、この時期になると、梅を眺めるのが日課に。小さかった蕾がだんだん大きくなって、ぷくっとしてくる様子がたまらなく愛しいのです。
さて、今回は“生き続けることで、愛を知る”・・・そんな映画をピックアップしてみましたよ。
マリア・カラスの情熱的な愛、ジャンの周囲と自分への深い愛、マイケルの透明な愛、それぞれ形は違っても、彼らは自分の人生と向き合うことで、その愛を知らず知らずのうちに、育ててるんですね。梅の木を見ながら、「今夜は梅酒に決まり」と独り言をつぶやく私と大違いです。
さて、今月は他にも魅力的な作品がいっぱい。歌う喜びを知っているのは、マリア・カラスだけじゃない。合唱を愛するママさん達のハートフルな音楽コメディー『歓喜の歌』は、じわっとナミダの感動が。『人のセックスを笑うな』は、Hanako読者なら即映画館へ。そんな映画なんです(どんな映画だ!?)とにかく損はさせません(ますますわからない!)。39歳のユリと19歳のオレが恋に落ちるんです(ちょっとわかった?)!
恋をするもよし、習い事を始めるもよし、お掃除・お料理に力を入れる・・・自分なりの蕾を膨らませて、素敵な春を迎えましょうね。次回もお楽しみに!
 
『人のセックスを笑うな』
2/2〜テアトル梅田、京都みなみ会館、シネカノン神戸他にてロードショー!


04年より路地裏ブロードウェイ mic猫の一人芝居「ひとりカフェCats」を大阪・東京のカフェで上演。
“かつて猫だった人間”達のおかしな日常生活を、様々なキャラで演じ分け、 “一度観るとマタタビ(=病みつき)”と評判に。また、TV、ラジオ、雑誌にてオススメ映画を紹介、数々の映画イベントに出演などシネマスタイリストの顔も。
http://www.kazumic.com