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FMやテレビで活躍するシネマスタイリストのmicさんがオススメする現在公開中 or 公開予定の
映画をご紹介してます。気になった映画はチェックして、ぜひ見に行ってみてね☆

   
 
 
『チャタレー夫人の恋人』といえば、乙女が踏み入ってはならないジャンルだわ、、、と勝手に妄想し、自分は乙女のふりをしてきたけれど、実はとーっても興味津々。映画化されたと聞いて、ありったけの気合いを入れ(何の気合い?)踏み入れたその世界は、なんとも美しい、ある意味“純文学”の世界でした。監督が女性だから? 自分を抑圧してきたチャタレー夫人が猟番の男と出会い、身も心も解放されていく姿が瑞々しくて、森の神秘的な美しい風景が重なって何だかウットリ。夫人を演じた女優マリナ・ハンズが“生娘”のようなピュアな雰囲気も◎。
監督:
出演:
パスカル・フェラン(「a.b.cの可能性」)
マリナ・ハンズ、ジャン・ルイ=クロック、
イボリット・ジラルド
12/8〜シネ・ヌーヴォ、1月中旬、シネカノン神戸、
2月京都シネマにてロードショー
20世紀を代表するイギリス人作家D.H.ロレンスの最高傑作にして、その赤裸々な愛の描写に発禁処分になった程の『チャタレー夫人の恋人』を、フランスの女流監督パスカル・フェランが映画化。今までの原作に対するイメージを覆しながらも、美しく官能的な仕上がりに絶賛の声が。第32回セザール賞では、作品賞・主演女優賞ほか、5部門に輝く快挙!
主人公がストリートでギターをかきならして歌っているシーンから始まる本作、ここで、彼の声にまずハマります。その彼とは、アイルランドの実力派バンド、ザ・フレイムスのグレン・ハンサード。そして監督が同バンドの元ベーシストってワケで、「あ〜、ミュージシャンっていつもこんな感じで恋してるのかなぁ。」なんて、ココでも妄想の85分。全編、彼の音楽で綴られていくんだけど、アコースティックな(ギター1本で歌う感じね)サウンドが好きな人には特にオススメ。でも何と言っても“ヒロインが××”って設定が、mic的には妙にリアルで良かったんだなぁ。
監督:
出演:
ジョン・カーニー
グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ
12/15〜梅田ガーデンシネマ、シネカノン神戸、
1/12〜京都シネマにてロードショー!
アメリカでわずか2館の公開から人気爆発、なんと最終的には140館での上映となった話題のヒューマンストーリー。ダブリンの街角で出会ったストリート・ミュージシャンの男と、ちょっぴりユニークな女性が出会い、“音楽”を通して近づいていく・・・。数々の印象的なナンバーが評判になり、サントラも大ヒットだとか。
リストラ、解雇、企業の倒産や合併、、、こんな事がフツーに起こる世の中になってしまった今、明日のわが身なんてどうなることやら、皆目見当もつきません。って、私はフリーの身だけど、ならば余計!?本作の主人公は、“大臣”という役職からスッカラカンになって、それでも何かと助けられて“とっても大切なもの”を発見しちゃいます(なんと演技初体験のおじさんなんです!)。それにしても、ワイン飲むシーン多っ。前作もそうだったけど、イオセリアーニ監督は、ワインや食べ物で人々を温めるシーンがとっても上手。
ワタクシ、今回もしっかり満腹になりました。
監督:
出演:
オタール・イオセリアーニ
セヴラン・ブランシェ、ミシェル・ピッコリ
1/5より、梅田ガーデンシネマにて公開!
1/12よりシネカノン神戸、1/19より京都みなみ会館にて公開!
「月曜日に乾杯!」など、ユーモア溢れる温かい眼差しで人生の素晴らしさを描き続ける、オタール・イオセリアーニ監督の最新作。大臣の職を突然失ってしまった男、ヴァンサンが様々な人の出会いの中で、新たな人生の発見に出会う姿を描く。登場する豪華な建物やファッション、そして自然の美しさなど、監督ならではのこだわりにも注目。

みなさん、ご機嫌いかが? 寒いの苦手な私ですが、透明で澄み切った冬の空は大好きです。

でも、こたつで食べるアイスクリームはもっと好きです。さらに映画を見ながらなんて、素敵…ですが、たまにスプーンの手がとまり、クリームがタラ〜なんてことになるので、気をつけたいと思います。さて、今回はいつも以上に、心が温まる作品をご紹介しました。『レディ・チャタレー』は温まるどころか、心に火がつきそうです。でも作品自体は、とっても静謐。パスカル・フェラン監督を見習って、08年、フランス人のような愛の生活をいたしましょう(って、どこかで聞いたようなフレーズ・・・)。

『Onceダブリンの街角で』は、一度はこんな出会い&恋(友情?)してみたいと憧れてしまうほど、センチメンタルでロマンチックな作品。08年は私もストリートで素敵なミュージシャンがいたら、躊躇なく話しかけようと心に誓いました。イオセリアーニ監督は、さすが巨匠、毎回外れなし! 休みの日には、映画館にワインをボトルごと持ち込んで、もう一度見ようと思います。(って許されるのかしら?)

そして、最後にオススメ作品をもうひとつ。『アフター・ウェディング』。決して明るいテイストではないけれど、“愛”について深く考えさせられる秀作。

ちなみにmic、07年ウェディングの兆しは全く見られませんでした。(ってムダな情報すいません)。とにかく08年も素敵な作品をたくさんご紹介しますね。どうぞみなさんお楽しみに!

 

 アフター・ウェディング


04年より路地裏ブロードウェイ mic猫の一人芝居「ひとりカフェCats」を大阪・東京のカフェで上演。
“かつて猫だった人間”達のおかしな日常生活を、様々なキャラで演じ分け、 “一度観るとマタタビ(=病みつき)”と評判に。また、TV、ラジオ、雑誌にてオススメ映画を紹介、数々の映画イベントに出演などシネマスタイリストの顔も。
http://www.kazumic.com
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