かわいい大人の生活情報ウェブマガジン

かわいい大人の生活情報ウェブマガジン HanakoWEST.com

Beauty Healthy Food Club


 
  カフェセンスを持っている女の子たちを見つけて、ライフスタイルや
フェイバリッツなどをインタビューしています。日本とParisで見つけた
注目のガールズをクリッピング。きっとあなたも共感できるはず。


お名前 根木 葉子(ねぎ ようこ)さん
生年月日・血液型 1978年5月12日 B型
住んでいるところ パリ、サンポール寺院の4軒となり
お仕事 フローリスト
仕事場 パリ・マレ地区の『l'artisan fleuriste』
好きな映画  黒澤明の『こんな夢を見た』、フランソワ・トリュフォー『大人は分かってくれない』『家庭(domicil conjugal)』、アントワーヌ・ドワネルものは大好き。『家庭』の中でアントワーヌはお花屋さん
   
好きな音楽(ミュージシャンでも) 最近はJaques Brelがお気に入り
よく行くショップ お花屋さん、パリの中華街
好きなこと おいしいご飯をみんなで作って食べること
きらいなこと 嘘をついたり、つかれること
将来の夢 ちょっと幻想的で、ちょっと強くて、みんなの想像力をかきたてられるような空間を持つこと
   
 根木葉子さんは、東京のインテリアショップ(『ロイズ・アンティークス』)で4年間働いた後、思い立ってパリで暮らすことをはじめました。一番の希望は、「お花」のことを勉強すること。ずっと気になっていたけれど、東京での暮らしではなかなか時間を作れなかったという葉子さんは、パリに着くとまもなく、語学学校に通いながら、パリでショップや雑誌のお花のスタイリングの傍ら教室を開いている『junnette』の濱村純さんのお手伝いを始めることに。そこでパリで活躍する日本人フローリスト、パリやベルギーのフローリストなどと出会い、お花への造詣はまたたくまに深くなっていきました。

 一から始めたお花のこと。短期間に簡単に何かを学ぶことは難しいと思った葉子さんは、「ワーキング・ホリデー」のビザを取得。昨年の秋、パリでの生活2年目に入りました。まずは、7区にあるフローリスト、エリック・ショヴァンのお店『Un Jour de Fleurs』でスタージュ(研修)をスタート。エルメス、ショーメ、クリスチャン・ディオールなどの装花を担当するエリックさんについて、実際にショップデコレーションを体験する機会が多く、とても勉強になったという葉子さん、そのスタージュのかたわらマレのショップ『no44』の装花を任されることになりました。「『no44』は白い花だけでデコ(装花)をしなきゃいけないので、お花の種類選びが難しいの」。当時デコを担当していたフローリスト川口さんのアシスタントとして、約1年毎週「ランジス(パリ中央市場)」へ花材を買うのについていったり実際の生けこみを手伝ったりしていました。季節の移り変わりによる個性がいっぱいのパリに1年住むと、2年目からの暮らしはとても楽に楽しく過ごせるのと同じように、1年に渡って白い花のデコをすると、季節ごとの花の種類、花の特性など、一巡の知識を得ることができ、2順目からはスムーズ。今では、白い花によって、毎週いろいろな葉子さんらしいデコを披露しています。

 昨年、クリスマスを機会に、エリック・ショヴァンを卒業して、マレ地区のお花屋さん『l’artisan fleuriste(アルチザン・フローリスト)』で働くことになった葉子さん。「エリックさんのお店みたいに、大きなデコはないけれど、ここではお花を買いにきたお客さんにその場でブーケを作ってあげたりできるので、それがとてもいい刺激になります。マレのマダムやソワレに出かける前のお客さんなどその人のタイプと希望にあわせて作っています」と、お花屋さんのベーシックな楽しみを満喫中。 「今年の1月、すてきな出会いがありました」と、聞かせてくれたお話は、友人を介して偶然にティエリー・ブートゥミーさんと出会ったこと。ティエリーさんは、会って間もない葉子さんに、「サンジェルマン・デ・プレにできる『ドリス・ヴァン・ノッテン』のデコを手伝ってくれない?」と声をかけ、ドリス・ヴァン・ノッテンとしてのパリで初めての路面店のオープン時のデコを手伝うことになりました。ティエリーさんは、映画『マリー・アントワネット』のフラワー・デコレーションを担当したことで世界中にその名を知られるようななった天才フローリスト。無事、ショップのデコを終えた葉子さんは、ベルギー・ブリュッセルにあるティエリーのショップを訪ねました。

「ティエリーに出会って“目からウロコが落ちた”ことが一つあります。今まで色がたくさんミックスされたブーケとかデコってあんまり好きじゃなかったんです。だから同系色とか一色、あるいは2〜3色で統一するようなブーケとかデコのほうが断然すてきだと思ってきました。だけど、作る人によっては、色がいっぱい入っているのにバランスのとれた、しかも圧倒的な表現力を持つデコができるんだってことがわかったんです。色の感覚というか直感的なセンスなんだろうけど、今までの価値観がひっくり返されるような気がしました」と、話す葉子さん。「いつかティエリーさんみたいな色の感覚を持つことができたらいいな」とぽつり。
 パリで2年目のお花屋さんライフを満喫する葉子さん「もっともっとお花のことを知りたいし、お花でできることを試してみたい」と、お花への情熱は冷めるところを知らないようです。


最上階6階(日本の7階)にあるお部屋からの眺め。眼下のみちはrue de Rivoliとrue Malher
『l'artisan fleuriste』の
オーナーと一緒に


お部屋には真っ白の
ルームシューズが
葉子さんが大好きな
バラ Piaget(ピアジェ)


サンポール教会のすぐ隣にあるアパルトマンで、ベルギーのカフェ
『コントワー・フローリアン』で見つけた紅茶を入れてくれました


趣味を超越したフォトグラファーでもある葉子さん。
ホルガのポラで撮った作品たち
パリに来て、大学で勉強していた写真をようやく本気で楽しめる生活に


大好きなバラで作った装花を
お部屋に飾って
雑誌の撮影で
モデル撮影用のブーケ制作
を担当したときの写真


アジサイが出始めた頃、このグレーとブルーのグラデーションに惚れこんで家に持ち帰ったもの。16区の道端で拾ってきたアンティークの椅子のもとに添えて
葉子さんが手がけた、
マレにある『0044』の
白いお花のデコ
アルチザンで作った、秋色アジサイとミニ薔薇、レッドベリーのブーケ。ブーケに動
きを出してくれる、蕾や実ものは大好き

 
中正 美香
Web編集担当
HanakoWEST.comほかのコンテンツ制作を担当。
慣れない東京生活がスタート。
でも新しいものを買うのはちょっと楽しい
← TOPへ