深い赤や真っ白なバラを主役に、ほどよく大人っぽく、とても印象的なアレンジメントをするフローリストの水島亜衣さん。彼女は、19歳のときに難関と言われる神戸のフラワーショップ『エルブ・ド・カンパーニュ』に入ってから、ずっとお花に囲まれる生活をしています。きっかけは、インテリアに興味があったこと。インテリアショップの求人を探していたところ、好きなお店に入れている花屋さんが『エルブ・ド・カンパーニュ』だったのだとか。そこで、その素敵なアレンジに興味を持ち、門をたたいたという。無事に就職できたものの、とても厳しいことで知られる『エルブ・ド・カンパーニュ』。辛い時期もたくさんあったのでは?
「それまで花にたずさわったこともなく、いきなりの就職だったので、とまどうことばかり。アレンジは、茎の長さが1cm違うだけでも印象が全く変わるんです。その1cmをどうするかがその人のセンスなんだと学びました」。
そんなお花との生活の中で、最初の大失敗が球根のお花を使ったものだったんだとか。
「球根のお花は切花として使っていても、日が経つとグングン伸びるんです。それを知らなくてお店用にアレンジしたら、チューリップだけが伸びていてびっくり。その時はとても怒られましたね」。
そうした失敗にもめげず、修行の日々を送っていた水島さんに巡ってきた転機とも言える大きな仕事が、『カルティエ ブティック』のお店に飾るお花のアレンジメント!
「最初は本当に出来るのだろうかと、とても不安でしたが、一流のお店に飾るにふさわしいアレンジとはどんなものかをよく考え、何回もやり直してやっと完成したとき、オーナーに「水島さんがいてくれて良かった」と言われたことは、今でも忘れられないうれしい一言です」。それは本当に素敵で、お花一本一本の魅力がちゃんと活かされている、力強いアレンジばかりでした。
そして、3年後彼女は新たなお花の形に出会うのです。それが新しい職場で知ったプリザーブドフラワー。それまで生花ばかりを触っていた彼女が枯れないお花の存在を知ってその魅力にはまったといいます。
「当時はまだ日本ではほとんど見かけなかったので、パリから輸入されてきたプリザーブドフラワーを見た時にはすごく驚きましたね。お花の美しさがそのまま残るなんて、贈りものに本当にいいなぁって。それからはプリザーブドのアレンジもするようになり個人的に卸すようになったんです」。
そのお店は、フランスの「コテ・バスティド」を扱う神戸の『フランジュール』や銀座の『バーニーズニューヨーク』など、センスあふれるものを求めてお客さんがやってくるお店ばかり。真っ白なバラ一輪で作ったアレンジやリンゴやグリーンを主役にしたものなど、どれも見た瞬間、胸が高鳴るデザインです。
そして去年ついに独立。結婚式のブーケや誕生日のお祝い、記念日など、個人的な注文も可能なのでぜひたのんでみて。いろんな相談にのってくれるので、お気に入りのアレンジメントが完成するはず! そして大切な人への贈り物は自分で作りたいと言う人には、今年から彼女が始めた教室へどうぞ。お花は人をどんなに幸福な気持ちにするか、自分で触れてみるときっとそれがわかるはずです。 |
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| 一輪だけで作った珍しいブリザーブドフラワー |
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| 『カルティエ ブティック』へのアレンジのひとつ |
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| 深い赤を主役に綿の花をあしらって。¥10,500 |
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| クリスマス用に。リンゴがキュート。¥8,400 |
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| 結婚のお祝い用に作ったアレンジ。¥6,300 |
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| プラス¥300でギフトボックスも。郵送可能 |
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| ラッピングは落ち着いた色のリボンで |
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| アレンジに必要な草木。部屋にはストックがたくさん |
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