神戸の『トリトンカフェ』にあるアクセサリー「la jolie galerie(ラ・ジョリー・ギャルリー)」は、しずくのモチーフがとても印象的。銅色に色づけられたさまざまな形のチェーン、アシンメトリーで華奢なイヤリング、クリスタルや象牙などのナチュラルな色合いなど、どれもフェミニンで繊細。このアクセサリーをデザインしているのは児島由佳さん。パリに来て、今年で4年目になります。
「学生のころ旅行で来たパリに、すっかりとりこになってしまい、美大を卒業とすると同時にフランスに来ました。日本でアクセサリーを作っていたときにショップで無意識に選んでいたお気に入りのパーツが、実はほとんどフランス製のもので、パリで販売元を見つけたときはうれしかったですね」と話す由佳さんは、パリでフランス語、彫金を勉強したのち、アクセサリー・デザイナーJUN COさんの元で、スタージュ(研修)を始めました。
「アクセサリーの研修先を探して、北マレにある『JUN CO』のお店をたずねたとき、ちょうどデザイナーのジュンコさんがいらっしゃって、その場でスタージュを始める話しが決まったんです。ジュンコさんのデザインはどれもとても女らしくて優しい印象。私の好きなデザインだったので、研修はとても楽しくて気がつくと2年間もスタージュをしていました。コレクションの前にサンプルを作って、コレクションが終わるとすぐ発注商品を作るという忙しさも、アクセサリー作りを毎日できるという楽しさでとても充実したものでした」。
2年間のスタージュ・ライフにピリオドを打って、この秋からパリで仕事の傍らアクセサリー作りを続けていくという。
「ジュンコさんのところでは、パーツの扱い方、組み合わせのアイデアなど、いろいろなことを学びました。けれど、毎日アクセサリー作りをしているので、自分の作品を作る余裕がなかなかなくて……。これから、たくさん学んだことを新しい作品にしていこうと思っているところなんです」と、心機一転の由佳さん。ヴォージュ広場のすぐ近く新しいアパートを借りたばかり。アトリエ兼自宅のアパートは、中庭に面した静かな場所で、太陽の光がたっぷりとはいる心地いい空間。
「本当にマレが好きですね。メインの通りから一筋入った静かな通りを散歩したり、マレ地区のはずれにある小さなショップを眺めながら歩いているだけでいろいろなインスピレーションを感じます。それに、作りたいアクセサリーのパーツは、ほとんどすべてマレ地区で手に入れることができるんですよ」と、にっこり。たしかに、Rue de Templeあたりは、アクセサリーのパーツ問屋さんがいっぱい。これから本腰を入れるというアクセサリーが楽しみです。
「いつかは自分のお店が持てたらいいな、と思っています。ブロカントが大好きなので、私の作ったアクセサリーとブロカントを合わせておけるような……。でもまだまだたくさん勉強することがあるので、もうしばらくパリでがんばります」という由佳さん。いくつもの蚤の市を回って集めたアンティークとアクセサリー作品や材料が並ぶ明るいアパートは、未来のお店を想像させるようなとっても素敵な空間でした。
由佳さんの作品はトリトンカフェで販売
http://www.triton-cafe.jp/
※写真はすべてイヤリングですが、販売される作品はピアスです。 |
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アトリエの窓からさんさんと差し込む
陽光が心地いいアトリエ。 |
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ブロカントで集めた雑貨がたっぷりと
つまったかご。 |
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ブロカントでの一番の掘り出し物は、
このお裁縫ケース。 |
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| もともとあった机もアンティークっぽくて、由佳さんのコレクションとコーディネートもばっちり。 |
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| とても珍しいチェーンにさらに着色して味をだしたネックレス。貝殻の葉っぱがポイント。 |
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象牙のマーガレット・モチーフは
かわすぎなくいところが魅力。 |
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白とチェーンの色と透明というシンプルな
組み合わせが多い。留め金のところに、
涙型モチーフが。 |
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白い樹脂のモチーフとアンティークレースの
組み合わせがとってもすてきなブローチ |
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これはいつも由佳さんが愛用している象牙
のスズラン型イヤリング。由佳さんはいつ
も片方だけ付けています |
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アシンメトリーが大好き。イヤリングも
こんな風に左右が違う作品が多い。 |
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