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伊藤尚美さん
Naomi Ito
1971年生まれ。94年より東京・大阪・パリにて個展などを開催。広告やオリジナル商品,CMなどに多数起用される一方、「色と言葉」を使ったワークショップなども行う。著書『うれし涙』『pure letter』(青心社)にて発売中。問い合わせ(株)プラザTEL06-6543-0234
URL: www.d8.dion.ne.jp/~itonao |
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暖かな眼差しを通した詩と水彩画。
心に染み入るなごみの世界。
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「同じ風に吹かれている。手をつないで、あるく道‥」。こんなふんわりと心に優しく染み入るセリフと淡い水彩画。女の子なら誰もがこんなポストカードに、ホロリとなったことがあるはず。まるで心の片隅にあった気持ちを素直に写し出したような絵。これが伊藤尚美さんの作品なのだ。
現在の彼女は『ロフト』や『東急ハンズ』などを始めとする多くの雑貨店にポストカードを置くほどの売れっ子。10月には2冊目の絵本『pure letter』を発表したばかりで、出版を記念した個展などで大忙しの日常を送っている。昔からイラストが、特に色を使う絵が好きでしたと言う彼女。大学卒業後は印刷会社に1年ほど就職したが、やはりイラストで食べていきたいからと退社。23歳にしてバイトをしながらのフリーのイラストレーター生活が始まった。
そんな中、彼女が水彩画イラストレーターとしてブレイクするきっかけとなったのが色彩学校のCD−ROM『カラー&インスピレーション』の仕事。「装丁や挿絵、ROM内映像画を担当したんですが、その頃から色と気持ちの相互作用を考えるようになり、詩を一緒に書き込むスタイルが確立しましたね」。このROMの仕事をきっかけに、絵に添える言葉により一層力を注ぎ込みはじめた彼女。これが現在、色彩学校『ハート&カラー』のワークショップ講師としても活躍するきっかけにもなったとか。また、2000年4月にパリで行った個展でも、現地のアーティストに大絶賛された彼女。「この言葉をぜひフランス語で!」のリクエストも多く、現在は詩をフランス語で書いたイラストも数多く発表中だ。
「忙しい日常の一瞬にふと思い出す素直な気持ち。忘れてしまいがちだからこそ、そんな気持ちを集めてほっとできる時間と空気感が作れたら」と、イラスト同様、ほんわか優しいキャラクターが印象的な彼女。冬のカフェでは、じんわり温まるような彼女の作品がよく似合いそう。
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